かばん修理工房の三谷でございます。
 
今回は山口県S様からAndrea Rossiのブリーフバッグの持ち手の修理をご依頼頂きました。
 
 

 

アンドレア・ロッシは、1894年にイタリアの工房で誕生しました。

イタリア製の選び抜かれた素材、伝統的な技術を継承してきたイタリア人の職人にこだわり最高品質の「イタリアのリアル」を発信するブランドです。

比較的シンプルでモダンなデザインが多いアンドレア・ロッシのブリーフケースですが、今回のご依頼品はクラシカルな趣のあるデザインです。

金具の使用を極力抑えられていることによって、錠前のシルバーが引き立っています。

さらに持ち手のデザインが、このブリーフケースの魅力の一つです。

シンプルに革だけで作成された持ち手は非常に粋ですよね。

ただ、ブリーフケースの持ち手は、荷物の重さを支え続ける必要があるため、相当な負荷がかかる部分です。

その為、今回のご依頼品の持ち手は残念ながら割れてしまっている状態でございました。
 
 


 

 

今回は似たような革で新しい持ち手の作成をご希望との事でございましたので、できるだけ外観、機能性が変わらないように新しい持ち手を作成させていただきました。

今回の作業では革選びから作成に至るまでオリジナル品に忠実に作らせていただきました。

ブリーフバッグの持ち手としての使用に耐えうる厚手の革を使用し、内側に芯材を入れて強度を出しております。

持ち手の形状も元々の持ち手から型を取り慎重にお作り致しました。

修理完成後の状態はこちらです↓↓↓↓
 
 
 

 
 


 
 

革は、色やシボの質感もオリジナル品にかなり近い物がご用意できました。

元々ご使用されておりました革は、汚れやシミが付きにくく丈夫な革でございます。

今回、当店が使用させて頂きました革も、しなやかさはありながら強度もございますので、安心してお使いいただけることと思います。

持ち手に関しましては、数年間ご使用されますと、革の劣化や荷物の重みによってまた持ち手が破損するといった事があるかもしれません。

非常に残念ですが、このタイプの持ち手の特性上どうしても起こり得ることでございます。

その際は改めて持ち手を作成する必要がございますが、こちらのバッグは非常に修理に適した造りになっておりますので、その点はご安心いただければと思います。

と申しますのも、バッグ本体と持ち手は縫い付けてありませんので、何度か持ち手の交換をしていただいてもバッグ本体に余分な縫い目が増えていく事がございません。

またネジも使用しておりませんので、ネジ穴がばかになり持ち手の交換ができなくなるといった事もございません。
 
 

 


 
 

大変素敵なバッグですので、どうぞ末永くご愛用くださいませ。

S様、この度は、当店に修理のご依頼を頂きまして誠に有難うございました。

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ご依頼の内容 バッグの修理財布の修理革小物の修理その他の修理
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