大阪府東大阪市H様より、kate spade(ケイト・スペード)のバッグの持ち手作成・交換のご依頼をいただきました。

こんにちは

かばん修理工房の三谷でございます。

本日もたくさんのお問い合わせ、
ご依頼をいただきまして誠にありがとうございます。

夏の暑さもピークのこの時期、
皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

連日の猛暑の中、
先日は涼を求めて念願の納涼花火大会へ久しぶりに出かけることができました。

たくさんの見事な花火を真近で見て感動してまいりました。

周りは、浴衣姿にカゴバッグ、
粋でおしゃれな日本の夏姿で皆様それぞれ楽しんでいらっしゃいました。

当店にも、手作りでいろいろなデザインのカゴバッグがカラフルに並んでいます。

お近くにお出での際は是非お立ち寄りいただき、手に取ってご覧下さい。

お気に入りが見つかると良いと思います。

さて、今回のご依頼品は、
kate spade(ケイト・スペード)のバッグでございます。

アメリカのケイト スペードが夫のアンディ スペードとともに
1993年にケイト スペード ニューヨークを創立し、
カラフルでクリエイティブな世界観をご提案しています。

日本でも全国の百貨店を始め、数多く出店されています。

さて、ご依頼主様は、
ホームページからお問い合わせをくださいました。

ご依頼品の配送には、当店の無料梱包パックをご利用いただきまして、

その後は、メールでのやり取りの中で修理に関するご希望をいただきました。

詳しい内容は、
持ち手の素材や色をできるだけ変えないで、
元のデザインと近い状態に修理していただきたいです。
まずは、修理可能かどうか教えていただきたいです。
とのご相談でした。

拝見させていただきましたところ、
持ち手の握る部分辺りのコバ(断面)仕上げの剥がれ、
接着剤の剥がれ等が見られまして、
持ち手が変形してしまっている状態でございました。
 
 
修理前の状態のお写真↓↓↓↓
 

劣化が激しく、
部分的な補修のみでは改善が難しいものでございましたので、
新しい持ち手の作成・交換のご提案をさせていただきました。

ご依頼品は、持ち手の根元のバッグ本体との固定部分のみにステッチが施されておりまして、
根元以外の持ち手本体は、
接着剤のみで作られている構造でございました。

そこで、今後のご使用を考え、
元のオリジナルデザインと近い範囲内で、
持ち手の縁にステッチをかけて、
剥がれにくくする作りに変更するご提案をさせていただきました。

修理前のオリジナルの構造の持ち手では、
接着剤の劣化や、汗や湿気等、様々な要因で剥がれやすく、
特に握る部分からどうしても剥がれてしまったり
変形してしまうことが多く、
今回ご依頼いただいた修理内容は数多くご相談いただいております。

今回は、現状と同じ様な作りでは、
また同じ様に剥がれてしまいますので、
両サイドにステッチが入った持ち手に仕上げます。
予めご理解の程よろしくお願いします。

新しくお作りします持ち手の素材につきましては、
現状のものにできるだけ近い色味の牛革をお選びいたします。
これにより、バッグ本体との違和感も感じられない仕上がりになると思います。

お作りします持ち手の強度を確保させていただくために、
特に裏側(内側)でステッチ(縫い目)の位置や数が元の縫い穴と多少変わることもございます。
この点も予めご理解をいただきました。
 
 
修理完了後のお写真はこちら↓↓↓↓
 

新しくしっかりとした持ち手が交換されて、
再び安心してお使いいただけるようになりました。

これからも末長くご愛用くださいますことを願っております。

大阪府東大阪市H様

この度は、kate spade(ケイト・スペード)のバッグをお預かりして修理させていただきました。
誠にありがとうございました。
 
 

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