かばん修理工房の三谷でございます。
本日もたくさんのお問い合わせ、ご依頼いただきましてありがとうございます。
北海道北見市Ｈ様より、
MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)のエディターレザークロスボディバッグの
持ち手(ハンドル)の作成・交換をご依頼いただきました。
今回は、ホームページからのお問い合わせをいただきました。
ご依頼主様からは、
できるだけ費用を抑えたいのですが、綺麗に直るのであれば、お任せしたいです。
とのご相談をいただきました。
お仕事でご使用されているバッグだとお伺いいたしました。
破損箇所の状態でございますが、
持ち手のコバの部分の破損が目立ち、
持ち手の根本は縁の方から千切れかけていました。
修理前の状態のお写真↓↓↓↓
バッグの持ち手のこのような状態は、
ご使用頻度や環境等にもよりますが
、何分、力のかかる箇所でございますので
少しずつストレスが溜まり破損していったと見受けられます。
バッグでは比較的よくご相談を頂く修理内容でございます。
ご希望をお聞かせいただきまして、
今回は、オリジナルに忠実な修理をさせていただくことになりました。
仕上がりましたら再び綺麗で丈夫なバッグに蘇ると思います。
修理手順は、持ち手を本体から慎重に外します。
外した持ち手を開きまして、型紙を起こします。
これら全て職人の手作業により進めてまいりますので、
多少の誤差が生じることもございます。予めご了承いただきます。
新しく作成するための素材につきましては、
現状のものにできるだけ近い色味の素材をお選びいたします。
これで仕上がりました時には、本体との違和感を気にすることなくお使いいただけると思います。
また、新しい持ち手の取り付けの際は、
どうしても裏側の元の縫い穴が厚みによります段差や癖によるシワなどで
微妙にミシン目がずれてしまう恐れもございます。
慎重に丁寧に作業を進めさせていただきますが、
新しい素材で作成いたしました持ち手でございますので、
元の持ち手と全く同じミシン目の特に裏側の縫い目に全て合わせることはできかねます。
予めご了承いただきます。
出来る限り強度を重視し縫製を慎重に行いますが、
こういった微妙な見た目の変化がございますことを予めご承知おきいただきます。
お直しとなりますと、
製造工程通りではなく、
既にご使用されて立体になっているものにミシンをおかけいたしますので、
この点は難しいポイントの一つでございます。
修理完了後のお写真↓↓↓↓
新しい持ち手になりましたので
これからまた安心してお仕事にご使用していただけると思います。
MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)は、
アメリカ・ニューヨーク生まれのファッションデザイナー、
ファッションブランドでございます。
会社は1986年にアメリカ・オンワード樫山の支援で創業いたしました。
その後、若くして、
ニューヨークを代表するデザイナー、
ペリー ・エリスの後継者となりました。
そして、ルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクターに抜擢され、
ルイ・ヴィトンが、
老舗のバッグブランドから、一流のファッションブランドにまで成長することに
大きく貢献いたしました。
今回のご依頼品、
MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)のエディターレザークロスボディーバッグは、
デザイン性、機能性、共に優れているので、
通勤、通学、ビジネスと幅広く好まれ、
とても洗練された製品でございます。
是非、お手元に届きました時からまた、
末永くご愛用いただけますことを願っております。
このように、かばん修理工房では
、熟練の職人が、皆さまからのご質問、ご相談等をお待ちしております。
お話をお伺いいたしまして、
長年の経験から適切なアドバイス、ご提案をさせていただいております。
どうぞお気軽にご連絡ください。お待ちしております。
北海道北見市Ｈ様
この度は、MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)のエディターレザークロスボディバッグをお預かりし、お直しさせていただきました。
誠に有り難うございました。
【お客様の声】
かばん修理工房様
先程、無事かばんを受け取りました。
綺麗に直してくださり本当にありがとうございました！
大事に使います。
