かばん修理工房の福井でございます。
本日もたくさんのお問い合わせ、ご依頼いただきましてありがとうございます。
今回は【IL BISONTE イルビゾンテ】のお財布のファスナー交換の修理をご紹介させていただきますので
宜しくお願い致します。
1945年にベネチア出身ワニーにより創設されたブランドであるIL BISONTE イルビゾンテ。
パリでアートを学び、
妻ナディアの親戚のバッグ工場で技術を学んだ彼は、
職人気質なバッグにユニークなデザインを施し、バッファローのマークをつけました。
「雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日にあたり、
あなたが日焼けすれば、バックも日に焼けます。
あなたのイルビゾンテはあなたの一部になるのです。」
創設者のワニーはイルビゾンテについてそう語っています。
持つ人に馴染んでいくイルビゾンテにふさわしいお財布をこの度R様よりご依頼いただきました。
上記のお写真でお分かりいただくように、ファスナーは布地が切れて、
ファスナーの小さな金具(務歯)に錆が固着した状態でした。
今回の修理では、破損したファスナーを取り外し、新しいファスナーをお取り付けさせていただきました。
引き手は使用されていたものを再度装着させて頂いております。
色が深く変化し、革が柔らかくなり、よく馴染んだお財布を拝見しますと、どれだけ大切にご愛用されていたかがうかがえます。
R様、この度は修理をご依頼いただきまして誠にありがとうございます。
チェック作業は完了しておりますので、明日の発送を予定しております。
発送準備が整い次第、ご報告入れさせて頂きますので宜しくお願い致します。
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TAGS: IL BISONTE,イルビゾンテ
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