こんにちは かばん修理工房の三谷でございます。

本日もたくさんのお問い合わせ、ご依頼をいただきまして誠にありがとうございます。

いよいよ春ですね。
春めいてくると和菓子屋さんに並ぶ桜餅。
色と香りで私達に春を感じさせてくれます。
春の季語でもあります。

まずは道明寺粉を使ったもちもち食感の関西風。
戦国時代に道明寺で作っていた保存食が元となっているそうです。

葉っぱも必ず一緒に頂きます。美味しいです。
塩漬けの桜の葉は、香り付けや乾燥を防ぐためだとか。

そして関東風は、隅田川沿いの長命寺が落ち葉掃きが大変だったことから始まったと言われています。
こちらは小麦粉を薄く焼いた皮で包んだものです。

道明寺と長命寺、今では地域に関係なく頂けるようになりました。
どちらも大好きです。
やはりこの春も桜巡りに和菓子屋さんへ寄り道です。

さて、今回は、LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)のショルダーバッグ・モノグラムのショルダーベルトの付け根ループ継ぎ足し交換とスラス交換のご紹介です。
 
 
 

ショルダーバッグと言ってもLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)にはブランドの歴史とともにたくさんのデザインが揃っています。
どのデザインも使いやすさを重視し洗練されたデザインになっていますので手にした瞬間からその美しさに魅了され、長い間愛され続けているのではないでしょうか。

ご依頼品は、ショルダーベルトの付け根部分がヌメ革の経年劣化によって、もう少しでちぎれそうな状態でした。
 
修理前のお写真↓↓↓↓
 

痛んだショルダーベルトは、本体の底から上に向かって本体に縫い付けられているデザインです。
底の部分が構造上、縫えませんのでショルダーベルトを交換することができません。
そのため、ショルダーベルトを上手く継ぎ足して補修するループ交換のお直しをご提案させて頂きました。

ご依頼品のデザインの場合、
バッグ本体部分を分解して内側に縫い目が出ないようにする方法もございますが、
工程上、ベルト上部に付いていますLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)独自の刻印が刻まれたカシメ金具を取り外す必要があります。
このカシメは一度取り外すと再利用はできませんので、このカシメ部分は新しい無地の代替品に変わってしまいます。
今回の場合は、
せっかくのLOUIS VUITTON(ルイヴィトン)の刻印入りカシメを取り外す必要無いように、残す方法をお選びいただき、お直しさせていただくことになりました。
作業の工程上、どうしても内側に縫い目は出てしまいます。
 
修理後の内側の状態↓↓↓↓
 

 

この選択により、見た目の変化は最小限に抑えられ、
LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)ブランドのオリジナル性を元どおり残したデザインに仕上げることができました。
 
 
修理完了後のお写真はこちら↓↓↓↓
 

ループに継ぎ目ができますが、皮革の断面を斜めに漉(す)いて繋ぎますので、元の厚みと同じになるまで微調整を繰り返し、
色合わせにも妥協することなく、できる限り目立たないよう注意を払いお作りさせていただきました。職人の技術でございます。
 
修理後の断面のお写真↓↓↓↓
 

 

次にスラスを交換致しました。
(スラスと呼ばれている、ファスナーを開閉するために動く金具の部分の事、スライダーとも呼ばれています。)
 
修理前のお写真↓↓↓↓
 

 

ご依頼品のスラスが硬くなっている状態でしたので、このままでは動きが悪く使いづらいため新しいものと交換させていただきました。
これでとても滑らかに開け閉めできるようになりました。
 
 
修理完了後のお写真はこちら↓↓↓↓
 
 

 

当店では、大切なお品がお手元に届きました時からまた、末永くご愛用いただけますよう、作業に入る前に熟練の職人がご要望をお伺いし、丁寧にご対応させていただいております。
どうぞお気軽にご相談ください。

名古屋市守山区S様

このたびは大切なご依頼品のショルダーバックをお預かりし修理させていただきました。
誠にありがとうございました。
 
 

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