かばん修理工房の三谷でございます。
本日もたくさんのお問い合わせ、ご依頼いただきましてありがとうございます。
 
 
 

今回は愛知県名古屋市のI様からLouis Vuittonのバッグの修理をご依頼いただきました。

ご依頼品はLouis Vuittonのサックプラ。

A4の書類でも余裕で収納できる大きめサイズのハンドバッグです。

紙袋のようなシルエットで人気のモデルですが、残念ながら既に廃盤になっていますので、お持ちの方は是非大切になさって下さいね。

さて、それでは今回のご依頼品を見てみましょう。
 
 

 

持ち手が千切れており、ループも千切れかかっている状態でございました。
 
 

 

 

どちらも、革がかなり乾燥しておりダメージを受けやすい状態になっておりました。

今回はループ4か所と持ち手を作成させていただくことでご対応させていただきました。

革は出来るだけトーンの近いヌメ革を使用、ループのカシメに関しましては、ロゴの入っていないカシメに交換させて頂く事を事前にご了承いただきました。

今回の作業のポイントは持ち手です。

こちらの持ち手は一般的に良く見かける丸持ち手に比べるとやや手間がかかります。

と言いますのも、この持ち手はミシンだけでは仕上げられない造りとなっているからなのです。

これは、持ち手の先端の形状をご覧いただくとお分かりいただけると思います。

ご依頼品の持ち手は先端の部分が金具(角カン)に通してあり、革の端は折り返して三角形のような形に縫い留めてあります。

この「三角形」になっている部分こそミシンで縫えない部分なのです。

この部分の縫い目の角度は、上手くミシンが入らない為、手縫いでないときちんと縫うことができません。

そこで、今回の持ち手の場合は作成方法としては2つが考えられます。

一つはミシンで縫える部分はミシンで縫い、持ち手の端の三角形の部分のみを手縫いをする方法、もう一つは、持ち手の全てを手縫いで仕上げる方法。

前者は速く仕上げることが可能ですが、ステッチの途中に余分に返し縫いの跡が出来てしまいます。その為ステッチの仕上がりが気になる場合には向きません。

後者は時間はかかりますが、ステッチは綺麗に仕上がります。

今回は、後者の方法で作業をさせていただきました。

こちらが修理完了後の状態です↓↓↓↓
 
 

ヌメ革の部分はすべて新しい革で作成、交換させていただきましたので、違和感なく自然な仕上がりとなっております。

持ち手は手縫いで仕上げておりますので、ステッチに濃淡ができることなくひとつづきの綺麗なラインになっております。

I様、この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございました。

末永くご使用いただけますことを願っております。

この度の素敵なご縁に感謝致しております。
 
 

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